【広報日誌】
12月14日。毎年恒例となる「みんなで忘年会」が行われました。えそらフォレストの拠点は東京、福岡、宮崎と3拠点あるのですが、毎年忘年会は福岡に一堂に会してみんなで宴会を行います。そして宴会の前には、みんなで語り合う全体会議も行います。
私たちが大切にしている「わかったようでわからないことを考え続ける。」こと。そして使命とする「人と自然が共生する新しい生活文化の担い手となる」ために。日常業務を離れて、深い深い語り合いを行っていきます。
まずは社長からの投げかけ。社会的な価値を出し続けるためには、継続的な収益性も実現しなければならない。「夢とソロバン」両輪の話が語られました。
そしてその後は、えそらフォレストが毎月発行しているメディア、「eso.lab(えそラボ)」の編集長・中村さんが進行役を務めながらの公開トークライブ。赤セーターの福井さんからの熱い要望で、テーマは「新卒さん」になりました。新卒ってそもそも何なのだろう。日本の独特の商習慣でもある新卒、プロパー社員というのはどんな意味があるのだろう。自分たちが新卒の時に経験したことはどうその後の人生につながっているだろう・・・。
そして来年の春、えそらに初めて入ってくる新卒さんに、どんなことをしてあげたいだろうか。何を教えてあげたいだろうか。きちっと型を作って教育をした方が良い、という意見と、放任でその人らしく育ってくれればいいのでは、という意見と。いずれにしても、きちんとその人自身に向かい合ってあげられる自分たちでありたいよね、と20代、30代、40代、それぞれが自分の言葉で熱く語り合いました。
そして締めは編集長と社長の対談。テーマはずばり、「お金」。人はなぜお金を持つようになったのか、そもそもお金って?定住型社会になった時に生まれた所有欲が形になったもの?秩序のために必要だったもの?人類は好奇心があったから、森から出て文化の違う民と交換するようになって、その先にお金があったとしたら・・・お金は好奇心そのもの?それなのに今、そのお金に縛られて不自由になっているとしたら。私たちの幸せに、お金ってそんなに必要なのか、などなど・・・
答えの出ることのない議論だけど、その本質は何か深く考えさせられる機会となりました。
そして。考えすぎて頭がパンパンになったところで、忘年会スタート!ここからは20代コンビが楽しく司会進行で進めてくれました。幹事を引き受けてくれて、企画からホテルとの交渉まで頼もしく実施してくれた二人。スタッフの子供の3歳の男の子から顧問の60代の方まで、幅広い年齢みんなが本気で楽しめる企画をあれこれと考えてくれました。
最後は恒例の「博多一本締め」。肩幅股幅~といいながら福井さんの音頭に合わせて、内定者の二人もぎこちなくも一本締めを経験していました。来春を楽しみにしている二人。その後のバーでひたすらワインを飲んで語り合うという恒例の大人の二次会にも参加して、すっかり語り合うえそらの一員となっていました。